ゆっくりとじっくりとひとつひとつこつこつと

石についてこのごろ思うこと

本格的に朝晩冷えてまいりました。
しかも、今年はこの時期にアレルギー症状が強く出ています。
なんだろう…

今は展覧会準備中心の生活をしているわけですが、
ひとりで石と対峙していると、自分の中のいろんな闇や光を見ます。

でも、結局、この仕事をやり続けているのは、石の美しさを信頼しているからなのだろうと思っています。

どんな時も、石は光を湛えて静かに佇み、私たちを見守ってくれています。

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目の前の石たちが生きてきた、気が遠くなるような遥かなる時間を想えば、今の自分が見ている景色、生きている時間など一瞬の出来事。

世界中の太古の彼方から、本当に奇跡的に自分らの前に姿を見せてくれた石たち。
彼らとの出会いの度、いつも感謝の気持ちと同時に、彼らは決して自分らの所有物ではなく、地球からの預かりものなのだという想いを強くします。

ところで、石も時代によって絶産し消えていくもの、人の思惑、社会経済情勢やら買占めやらなんやらで手に入らなくなるものなどなどいろいろなんですが、常にまた新種の石が発見されたりしています。

石に限らず、物事に執着せず、独り占めせず、来たる新しい出会いを楽しみに、全ての出来事に感謝して生きたいなぁーと感じている今日この頃です。

羌 (おくの)

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