ゆっくりとじっくりとひとつひとつこつこつと

オンリーワン

秋の陽ざしが気持ちの良い一日です。ご案内状の発送も終えて、展覧会に出品する作品の撮影などをゆっくりしています。

きおんのブレスレットやペンダントはすべて一点ものです。
特にブレスレットは目の前に沢山並べた石からインスピレーションのままに選び、つないでいくので5.6種類の石を使用することもあります。

初めにこんなテーマで作ろう、とは思わないのですが、真ん中と決めた石を眺めていると自然と石が石を呼ぶように仲間が集まってきます。

同じ種類の石でもその珠によって光、色合い、醸し出す雰囲気が違うので
この石の隣にはこの一珠、と決まっていきます。

全体が何となくまとまってからも光のつながり、エネルギーの流れを感じて細かな入れ替えをしたり、珠の磨き上げや、穴周りの仕上げなどの加工をして(石の彫刻家でもあるおくのの本領発揮!)
納得がいったら編み始めます。

ブレスレットの制作は主におくのが担当します。
視力がとても弱いのに石に関してはミクロの眼を持っていて、小さな光も見逃さないのはココロの眼で見ているのかな?
非常に時間はかかるのですが。

出来上がったブレスレットは最初に意図するものではないのですが
自ずとテーマを持ちストーリーを語り始めます。

そして、この石たちが誰かと出会う時
その方のオンリーワンとして働き始めます。

展覧会の会場でいつも嬉しいのは、出会いの瞬間に立ち会えること。
お客様の顔がぱっと輝き、石もひときわ輝きます。

どちらにしようかと2つのブレスレットを手に持ち迷われていると
触れていないのにはらりと一方のプライスタグが落ちたり…

あ、アピールしてる、君なのね~
とすんなり決まったりちょっと不思議な楽しいエピソードがいっぱいです。

特にどれかをおすすめしたり、説明したりしなくても人と石は出会うべくして出会うんだな、と体験を通して信頼しているので私はそんな風景を嬉しく眺めています。

私たちの仕事は自分では動けない石を
一番美しいかたちにして
行きたいところに行けるように手助けをすることのようにも感じています。

今回の展覧会でどんな出会いが待っているのか、今からとても楽しみです。
どうぞオンリーワンの石たちに会いにいらしてください。
会場でお待ちしています。

羌  くぼた
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(画像の作品も出品します)